本日、明日と筑駒の説明会が開催されています。
あおくんの志望校の一つでもあることもあり、事前に往復はがきで申し込みをして行ってきましたので簡単に報告しますね。
まず、学校入口付近で資料を配布している塾関係者の数と勢いに圧倒されてしまいます。よく見ると資料と一緒にボールペンや蛍光ペンをくれる会社もあるんですね。
そういう会社を中心に資料を何冊か(=ボールペン数本・蛍光ペン数本)ゲットしました。
さて、説明会ですが正面の校舎3階の大き目のホールで開催されました。
私が参加した回は400人はいたと思います。子供は2割くらいですかね。さすがに6年生は少ないように思えます。
資料はカラー刷りの学校紹介パンフと、封筒に入った募集要項・願書関係資料一式をいただきました。願書関係資料は、そのまま提出に使用するものもあり、親ながら気が引き締まる思いもしてきます・・・。
説明会は1.5時間ですが、パンフを用いた学校説明と生徒が制作した学校紹介ビデオ鑑賞に大別されます。
先生の話で記憶に残ったキーワードをいくつか紹介しますと・・・
・学校が求める人材は、大学進学のための通過点として本校をとらえるのではなく、本校で人生の基礎をしっかり築いていきたいと考えるような生徒である。
・先生・生徒あわせて900名いるが、極端に言えば一人一人が学校内で「個」として存在している。
・いわゆる先取り学習はないが、各教科で単に教科書の内容を頭に入れるような受け身の単純な学習ではなく、テーマ別に生徒が独自に調査をしたり、生徒が発表したり、かなり主体的に取り組むものが多そう。考える力重視、とのことでした。
・とにかく学校行事が多く、いつも忙しくしている。特に3日間行われる学園祭のことを生徒はいつも考えている。文化祭のフィナーレが実質的な卒業式だととらえている生徒も多いらしい。他にも音楽会(なぜか昭和女子大学まで行って開催!審査員はその道の専門家とのことです。)、体育祭(2日(!)にわたってオリンピック方式(同時多発的に競技がおこなわれている)で開催)、ロードレース(中高各上位20名が表彰。団体参加が多い行事の中で唯一個人表彰される)弁論大会(活発な質疑応答!!)などが印象的です。
・印象的といえば、稲作も特筆ですね。中1生が1年間かけて稲を育て(田おこし・しろかきといった社会用語も出てきます)、そのお米は卒業生や新入生にお赤飯としてふるまわれるそうです(先生からは、来週収穫するお米を食べるのは君たちの番です!と、会場の生徒に呼びかける場面も)。
勉強は自分でなんとかできるが、筑駒でしか勉強できないことを勉強したい!と思って生徒が入学してくるようです。先生方の話やビデオを見聞きしていると、本当に筑駒でしか勉強できないことがいっぱいありそうです。
皆さんもご存じのとおり、この学校はとっても偏差値が高いのですが、偏差値だけではなく、ここでしか学べないことがいっぱいありそうです。ここで6年間生き生き過ごすことができれば本当に楽しく、また大いに成長するのだろうな~と感じました。
追記ですが、食堂なし、売店なしなので、お弁当は必須と、先生がコメントされていました。
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