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年子の中学受験 サピックス聖光オープン 聖光学園説明会 ②

皆さんこんばんは。
今日は聖光学園説明会の続きを共有したいと思います。
その日の午後、SAPIXの先生より第1回合判でわかった今年の志望動向の傾向について説明がありました。
個別の学校の傾向については、印象的だったのは駒東と暁星が易化傾向にあって、一方難化傾向の学校はたくさんあったのですが特に1日午後の広尾学園の難化度合いは驚きでした。合判資料によれば80%合格偏差値が駒東と同じ58、50%偏差値は駒東より難化の54となっています。
駒東といえば我々親の世代では私学の雄ですから、新興の広尾学園と同レベルというのはとても驚いてしまいました。
 
先生の話で印象的だったのは2人の生徒のエピソードです。この話を聞いて私は、ちょっと背筋が寒くなると同時に、やはり受験は何が起こるかわからないので親は強い心で子供をささえてあげないといけないな、と思いました。
 
一人目はサピックス偏差値62の生徒で、ずっと志望校を筑駒・開成・聖光の3校に親子で絞ってきたケースです。やはり偏差値62でこの3校に絞るのは全滅の危険があり、特に筑駒はよほどのことがなければ受からないため、先生は見直しを何度もアドバイスしたそうです。
そうはいってもずっとこの3校目指して頑張ってきたわけですから親子とも、特に子供がなかなかゆずらなかったそうです。しかし最後にやっと3日の筑駒をやめて浅野にしたそうです。
実際に受験を開始し、最初に3日の午前に発表された聖光はだめだったそうです。その日の午後開成にめでたく受かっていたため、開成に行くことになったそうです。ところがなんと浅野は不合格で、開成に合格していたからよかったものの、万が一開成が不合格だったら、大変なことになっていた、というケースでした。
 
二人目はサピックス偏差値70の勉強・スポーツ万能の子で、筑駒と聖光を志望してたそうです。1日は開成が遠いため、駒東を受験することにしたそうです。
ところがなんと最初に受けた駒東が2日の発表で不合格になってしまったとのこと。親子ともども相当動揺し、先生も昼・夜電話するなどケアをされたそうです。
その後発表された3日の聖光・筑駒は順当に合格されたとのことですが、やはり2日不合格を知ってから3日の聖光の発表までの間、当然合格すると思っていた学校に落ちてしまって親御さんも非常につらかったそうです。
 
進学する学校はひとつですからいずれのケースも成功なのでしょうが、10近く偏差値が下の学校でも不合格になることもある、ということに大変衝撃を受けてしまいました。
 
先生が「模試の結果に一喜一憂しないように」とよくおっしゃいますが、模試はもちろん、本番も何が起こるかわかりませんから、一喜はよいのでしょうが、尾を引く一憂はしないように、今のうちから努めて行きたいですね。
 
 

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