スポンサーリンク

年子の中学受験 早稲アカ 筑駒オープン

こんばんは。

各塾で行われている模試祭りもそろそろ終盤になってきましたね。

あお君はサピックス生なので、サピックス主催のテストを各種受験してきましたが、サピックスの学校別サピックスオープンは全て終了しました。

内部生向けの試験も先日の比較合判が最後でしたので、明日12月10日開催の第4回合判がサピックスで受験する最後のテストになります。3年間数々の試験を受けてきましたので、親はもちろん、本人も、若干万感の思いを感じているようです。

他塾の模試はほとんど受けていないのですが、先日、早稲アカさんで無料の筑駒オープンがありましたので受験してきました。この学校は特に国語と算数の試験時間が他校と比べて短いという特徴があります。ほとんど全ての学校が国語・算数の試験時間を50~60分としています。この学校は40分ですが、この10~20分の差はとてつもなく大きいので、サピックスで2回模試を受けているのですが、もう一度受験して慣れておいた方が良いと思い受験しました。

 

この模試の試験はとても難しく、特に算数は過去問をはるかに凌駕すると思われる難しさに圧倒されてしまったようです。実際、受験者の約2割は0点、6割が10点未満、平均点は11点でした。こうしたテストでも突き抜けて賢い子はいるようでう50点以上取っている子も1人2人います。

他の科目の点数分布が多かれ少なかれベル型になっているのと比べ、算数の分布は明らかに違っていて左端の0~10点が最大の区分になっています。

主催者が想定していたレベルの受験者が集まらなかったのかもしれませんが、あるいは、出題者の思いが先行するあまり、難易度の調整が不足していたのかもしれません。

もし、後者だとしたら、筑駒では難問も出るでしょうから、こうした難問を想定して特訓することは価値があることだと思います。

ただ、無料のテストだからこそこうした設定ができるのかもしれませんが、そうした中でこの模試の点数結果のみで合格可能性を判定するのには精度に若干疑問を感じます。合格想定点は160点弱としていますが、この試験で算数50点取った子は、他の3教科は35点でよいということになります。

でもおそらく、本番ではここまで難しい問題ばかりが出題されることはなく、この算数トップ層の子は、この模試で10点取れなかった6割の子に40点から50点もの差をつけることはできないでしょう。

この時期の模試を受ける立場としては、どうしても点数と順位、そして合格可能性に目が行ってしまいますので、ぜひ、母集団の実際の本番の試験結果と今回の判定結果とを照合して、検証したほうが良いかもしれません。

先の要因に戻りますと、もちろん前者の可能性もあるのでしょうが、親が問題と解説をみても歯が立つレベルをかなり超えた問題も数多くあり、サピックスSSKAのレベルを超えているなとはと感じました。

 

他塾では、引き続きいくつか模試もあるようなのですが、ここまでサピックス一本で来ましたので、今後は基本的にはサピックスの方針に従い、もう模試を行わないことはそれなりな理解がある、と信じていこうと思います。

 

 

 

スポンサーリンク