こんばんは。
先日、巣鴨中学の説明会に参加してきました。
私、昭和の人間であることもあって(H30年に中学受験するお子さんをもつみなさんもそうでしょうが)、この学校のバンカラな雰囲気、決して嫌いじゃないんです。
私が30数年前に中学受験したとき、この学校はとても輝いていました。当時は3日に試験があって、1日に開成を受ける子はみんな3日に巣鴨を受けていました。今でいう早稲田中学のような位置づけでしょうか。
この学校のやっていることは、私の子供時代、丁度日本経済がバブルに突入しつつあり、浮かれていた世の中と一線を画す感じで、むしろ光っていたと思います。
真冬の寒げいこ、大菩薩峠の踏破、ふんどしで泳ぐ水泳など、厳しく精神を鍛えることこそ、人間としての成長がある、というのは全くそのとおりではないでしょうか。
今回の説明会、当時の私の理解と全く変わらない内容の説明を受けました。
この校風を良いとみるか悪いとみるかは人それぞれでしょうが、家庭の教育方針と、子供のタイプとうまくマッチングするのであれば、とても良い学校なのではないかと思います。
自発的に、意慾的に意慾的に知的好奇心を持って勉強する子なんてむしろ少数派でしょうから、最難関はちょっとむずかしい、ふつうの子は、むしろこうした学校でしっかり面倒を見てもらうのが良いようなきもしますね。
イートン校への留学枠はもっと増やしてもらえるとありがたいな、と思ってしまいますが・・・。