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武蔵中学 説明会参加!!

こんばんは。

先日、武蔵中学の説明会に参加してきましたので忘備のために文章に起こしておこうと思います。

当日は13時半からの説明会で12時半会場だったのですが、12時15分にはすでに約100名の列ができており、やはり名門ということがあって、我が家もそうなのですが熱望組が大勢いるのだな、と思いました。

ちなみに13時半の開園時には約1000名入る巨大講堂が完全に満席でした。

また説明会では配布資料のほか、過去5年間の過去問(声の教育社作成ではなく学校独自のもの)やグッズが販売されており、いずれも大盛況でした。

説明会は校長先生の挨拶・講話に始まり各教科別の先生から入試を含めた説明といった形で約1.5時間行われました。

いずれも、大人が聞いても非常に「腹に落ちる」話で、受験は別としても、とても良い話を伺ったなーとすがすがしい気持ちで帰ることができました。

まず、この学校は校長先生が少女漫画に出てくるような校長先生で、またハリーポッターに出てくるような感じでもあり、非常にすてきな先生です。

その校長先生からは学校の教育理念についての話があったのですが、さすがに御三家、名門というだけあって、単に進学実績だけでない、崇高な教育理念についての話がありました。学校案内などにも書いてありますが、「三理想」がこの学校のゆらぐことのないプリンシプルなのだと改めて思いました。

今、理科の実験棟を建設しているとのことで、その話もありましたが、私はあの上野の国立博物館だけでしかみたことのない、フーコーの振り子が設置されているそうです。国の機関ではない一中等・高等学校に設置されているなんて、やはり教養主義というところを感じてしまいます。

教科別の話ですが、まず国語の話でした。基本重視といったところをとても強く感じました。気を付けるべきことは、問われたことを答える、わかりやすい言葉を使う、言い足りないことはないか、余計なことを書いていないか考える、自分が読んで理解できるか考える、がポイントだそうです。あたりまえのことといえばその通りですが、なかなかこれを完璧にするのは小学6年生では難しいのだとも思います。

続いて算数ですが、この学校の算数の問題の特徴は、問題が手書きであること、関東欄に枠がなく回答を出すに至った考え方を書くこと、余白が多いことがあげられます。

採点をする先生方は解答のみでなく、それを出すに至ったプロセス、考え方を丁寧に見てくれるのだと理解しました。プロセスをしっかりアピールするのが大事なようです。なので、回答を出すにいたったプロセスを縦横無尽に書いてはだめですね。ちゃんと上から下に、左から右に整理して書く技術を身に着ける必要があるようです。

その次に社会ですが、問題の特徴は、問題文が長い、表やグラフ、絵がちりばめられているといったところです。出題者の意図としては、かなりマニアックな切り口で攻めているので暗記で答えられるような問題はほとんど作っていないそうです。しかし、問題で与えられた情報をつかって粘り強く考えることで、また小学校で学んだ知識も活用することで、十分に合格点に結び付く得点を取るのは可能なように作っているようです。暗記に頼らずに得点できるようにつくっているとのことで、思考力が問われます。

最後に理科ですが、国語、算数、社会で説明した内容が理科にも当てはまるようです。

学校が重視しているのが、三理想にもある「自ら調べて考える力」ということで、入試問題にも、その理念がちりばめられていると感じました。

非常に特徴的で、他の学校と異なりオリジナリティあふれているので、ややこの学校に特化した準備をすることは、いわゆる受験セオリから外れ汎用性がきかないような気もしますが、一方理念に非常に共感できましたので、この学校を熱望する層がいることも十分理解できました。

我が家のきいろくんもぜひこんなところで教養をふかめてもらいたいな、と改めて感じました。

 

 

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