こんばんは。
サピックスでは、小学6年の9月から毎週SSクラスが始まります。このSSクラスはサピックスの中でも中・大規模校のみで設定されている教室なので、小規模校に通っている子は近隣の中・大規模校に通い、大規模校の猛者と接することになります。
また、大規模校の猛者も中小規模校の猛者と接する、いわゆる「井の中の蛙大海を知らず」現象が発生し、お互いがお互いを刺激しながら2月まで切磋琢磨することとなります。
我が家も、SSではこどもを送りだした後、モニター画面に食らいつきになって、どの教室に入っていくのか(=1組なのか2組なのか、それとも3組なのか)、さらにクラスの中での席次はどうか(=ポジショニングの確認)をチェックして、こどもと同様に一喜一憂して帰りました。
このモニター画面、結構な数の人が食らいつくようにみており、時期が時期だけに親御さんも気が気じゃないですよね。
このSSの教材も宝物でした。テスト同様、この時期から、特に算数ですが、必ずできるところ、出来ないところを見える化してチェックして、本番まで必死で潰していきました。できるまで何度でも何度でも。
ここからは、いかに穴を埋められるかが本番での確度を高めることにつながる、まさに確率論の世界です。結局試験に出るのは膨大な範囲の中からごく一部ですが、一度しかない中学受験、やり直しがきかない中ではどんな問題が出ても確度高く確実に合格点をとれるかが勝負です。ひとつでも穴を埋めることが大事だと思います。
頑張ってください!