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縁のあった学校が最適校とは良くいったもの

こんばんは。
中学受験はもちろん、高校、大学受験でも当事者にとっては少しでも偏差値の高い学校に入学したい、偏差値で完全に順位付けが行われており少しでも上の偏差値の学校に行きたいと、多くの人が思っていると思います。
教育評論家などは偏差値だけで選ばないように、私学の教育理念や学校の文化も良く確認し我が子に適した学校を選択すべきと声高に言っています。
それはそれで正論なのでしょうがそうしたところって正直学校によってどう違うのか在校生や卒業生でないとわからないし、在校生や卒業生も2つの学校に通うことはできないからどっちがどうと比較することもできません。

まして中学受験なら入学時点でまだ12歳のこどもなので我が子には柔軟性もあるからどの学校でも文部科学省準拠だしよっぽどことがないがぎり柔軟に対応してやっていけるのだろう、それなら学校間で定量的に差別化できるのが偏差値と自宅からの通学時間なのでその辺りを最大のファクターにして志望校選択をしているのが現状だと思います。

恐らく10中8、9それでうまくゆくのだと思います。逆にいうと1か2うまくいかないケースもあるということになりますが、私が思う典型的なそうしたケースって背伸びした学校にたまたま受かってしまうことのような気がします。

つまり受かるべき能力が備わっていないのに何らかの理由でそうした能力をもった子のいくべき学校に行ってしまうことです。
それってある意味オリンピック強化選手でこの中から選ばれし者がオリンピック代表になるというなかに、程度の差こそあれ全くのド素人がまぎれこんでしまうのと同じです。
ではなんでそういうことが発生してしまうのか。最大の理由は本人の能力を上回る過度な詰め込みと背伸びしすぎな受験校選択です。試験問題に偏りは付き物。たまたま得意分野ばかりでたためにほんらいなら受からなかった受験生が受かってしまうこともあります。いわゆるチャレンジ受験が上手く行ったケースです。こうしたケースはその場では本人も家族も一か八かの挑戦が上手くいって嬉しいかぎりでしょうが入ってからが大変です。例えていうなら自分はカローラで周りはベンツだらけ。かなうはずもありません。
一旦は入ってしまったら学校はそうそう変えられません。

私はむしろそうしたことは起きない方が良い、背伸びした合格はなるべくなくし、むしろそうした子は不合格になった方が生徒にとっても幸せなのだと思ってます。
第一志望のチャレンジ校と縁がなく、むしろ第二、第三の適正校にいった子が結果的に楽しくのびのびやっているケースは良くあることで、本当に縁のあった学校が最適校だと思ってます。

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