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鉄緑会 その3

こんばんは。
すっかり寒くなってきましたね。今日は鉄緑会について3回目、校内テストについて書きたいと思います。

改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁

改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁

  • 発売日: 2020/03/09
  • メディア: 単行本
当初、この校内テストという名称に違和感がありました。学校で行うテストなら校内テストなのでしょうが塾でいろんな学校に所属する人が受けるテストなのに何で「校内」テストと言うのかと。よくわかりませんが鉄緑会では年2回のこのテストが生徒の順位付け、相対的な位置取りの最重要の指標にされていて、みんなこのテストで良い成績をとるために日々勉強に励んでいると言っても過言ではありません。サピックスの組分けテストみたいなものです。鉄緑会にはマンスリーテストや復習テストはなくこ
の校内テスト一本ですが。

このテストは8月の下旬と2月の中旬の2回、科目別に異なる日に120点満点で行われます。中学の間は英数科目設定されており単科受講生も原則両科目受験することになってます。

このテストの最大のポイントはこのテストの結果オンリーでクラス分けが行われます。ただクラス分けはサピックスのようにアルファ1から最後尾まで一列の序列があるわけではありません。鉄緑会では大きくレギュラーとオープンと2つの区分があり、あとはレギュラー内でABCDとクラス分けがあるだけです。オープンは20クラス位ありますが曜日と曜日内で先にできた順に1、2とつけられているだけで曜日内で2より1の方が優秀ということもありません。
レギュラーになった子は順位の上の子から部活などの曜日繰りも考慮して好きなクラスを選んでいくてあいったところです。テストの平均点などを見ると基本的にはAから順に成績の良い子が集まっているようですが。

またレギュラーは1クラス15人程度、オープンは20人程度と定員も違うので授業料も若干ことなります。テキストは同じものを使いますが取り組むパートが若干異なります。これはサピックスと似てますね。

このように年2回しかない重要なテストですので8月などは夏休み期間中ですが、部活の予定、旅行の予定はテストの予定とぶつからないよう日程調整しないといけません。追試や別日程の調整は基本ないのでレギュラーだった子は受験しなければ次は確実にオープンに移行することになります。サピックスと比べても優秀な子ばかり集まってますのでオープンだから劣ると言うことは全くないので気にすることもないのでしょうが。

ただレギュラーと異なりオープンには授業についていけない子はいるかもしれません。進度は相当早いので勉強していないとすぐ遅れてしまいます。なので生徒の入れ替わりはあるのでしょうね。中2の英語長文でconsumptionといった単語がふつうに長文で出てきていて仰天しました。私が高2か3で覚えた単語なので。

この時期にこれだけの英語数学をやれば高2高3でしっかり理社をできるので、科目数の多い東大には強いなといった印象をもちました。科目数の少ない早慶なら高1で受かるのではとさえ思ったくらいです。

若干横にそれましたが鉄緑会で重要な位置を持つ校内テストについてコメントしました。

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