こんにちは。
コロナの影響を大きく受けた2020年が今日で終わりです。もっともコロナの影響は来年も続くのでしょうが。
全世界中で人の移動と接触を制限するこのウィルスの威力は信じられないほど大きく、人類の力のなさを改めて感じざるを得ませんでした。この事については日を改めて書き記しておきたいと思います。
これによって首都圏有名中学の文化祭、学校説明会は軒並み中止となり、説明会は動画視聴にかわりました。
私もいくつか視聴したのですが、筑駒の学校説明会動画の一部となっていた卒業OBによるる座談会が秀逸と評判になっています。以前麻布の動画について触れましたがこちらの動画についても簡単に触れたいと思います。
学校OBが学校説明会に参加すると言うと各界の代表として活躍する著名人で学校卒業生を代表するような人かと思ってしまいますが2年前に卒業した普通の？大学2年生3人による独演会で先生はインタビュアーも含めて全く出てきません。
普通の大学生といってもさすが同校だけあって最高学府の学生さんばかりでしたが。
この3人がまるで飲み屋か喫茶店で会話を楽しんでいるかのように進められていく全く飾り付けや建前なしの本音トークが本当に素晴らしく、同校の良さが良く伝わる内容になっています。
テーマも学園祭、田植え、受験勉強、校則と言った比較的オフィシャルな話題から彼女いるのか、といったところまで幅広いトピックについて学校の雰囲気から生徒の実情まで分かりやすくまとめられています。
一言でいうと素養の高い少数の生徒さんたちがのびのびと相互に刺激しあって切磋琢磨して行ける環境が整備されているということが生徒さん自身の言葉で存分に語られています。「責任ある自由」という言葉が印象的でした。
一方で生徒さんも言っていましたが大学受験のサポートが手厚い学校ではないので自己管理能力の高くない子供にはたとえ学力が高くても向いていないかも知れないですね。
生徒さんの雰囲気、人柄も感じとることができて、良く開成や麻布と言った御三家と比較されますが、この学校の生徒さんの方がより枠にとらわれないというか、自由というかちょっと違った感じがします。
それにしてもこうした生徒が普通何人もにいるのですからすごい学校で、企画した先生、期待にこたえてやりきった生徒さん、さすがです。
あと1か月後には約120人の小学6年生にこの学校に行く資格が与えられます。志望しているみなさん、最後まで頑張って下さいね。
