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鉄緑会と平岡塾(その2)

こんばんは。

少し間が空いてしまいましたが前回の続きです。

平岡塾と鉄緑会、説明会も始まっており聞きに行かれたかたも多いと思います。

個人的な意見ですがSAPIXの延着線上で取り組み可能なのは鉄緑会です。

鉄緑会は中1からレギュラー、オープンという形で能力別のクラスシステムを取っています。

ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体 (幻冬舎新書)年2回ですが、校内模試というSAPIXでいう組分テストのようなものがあり、その成績でクラス編成が組まれています。授業もSAPIXのようなスパイラル方式で小テストが組まれていて同じことを何度も何度もテストして習得して行きます。

保護者会は全クラス共通の大規模なもの年1回ですが、通塾状況のレポートが四半期ごとに送られてきて分単位で遅刻が明記された出欠はもちろん宿題提出状況、毎回の小テストの点数、先生のコメントが保護者に報告され、どんな様子か親がわかるようになっています。

東大を「トップクラスで」合格する目標も明確で先生もそれを実現した人ばかりです。

一方平岡塾はこれらのものが全くありません。なのでテスト慣れした子どもには張り合いがないかもしれません。またいわゆる教養主義なので英語に興味があり英語を極めたいという目標がないとなんのためにやっているのかわからなくなってしまうような気がします。逆に純粋な英語好きでこれからしっかり学んでいきたいという姿勢が明確な子にはとても善いと思います。

ですので一般的な難関中学合格者の皆さん、テスト好き、負けず嫌い、順位付けが気になると言った生徒さんがもしどちらかを選択するのなら、目的に照らせば鉄緑会かな、と思います。

でも、エスカレーターのように思考なしでこの流れに乗っていくのは正直どうかと思ってます。

少し長くなりましたので続きはまた書きます。

 

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