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私立大学の一般選抜枠

こんにちは。

「バカとブスこそ東大に行け❗」

ドラゴン桜の有名なセリフですが、衝撃的ですよね。この言葉が受け入れられたのはある意味大人たちが決してこのことを否定できない現実を認識していたからなのでしょうね。

週刊ダイヤモンド21年4/24号 [雑誌] 

少し前ですが4月5日の日経新聞に私立大学入学に関するとても興味深い記事がありました。

少子化による大学志願者減にあわせ主要大学が中高生からの囲い込みを強化しているというものです。これによって中高は人気が高まり偏差値が上がり一方大学も募集人員を減らすことができ偏差値を下げずにすむということです。

実際主要大学の一般入試による入学者はここ20年で大きく減っていて早稲田大学で19%減の58%、慶応大学で7%減の57%、明治大で8%減の69%などとなっています。6大学でみると難関と言われている早慶の方が他の大学より中高から進学する割合が高いものになっています。

私はどちらかと言うと大学入試肯定派でこのタイミングでしっかり勉強しておいたことが後々の基礎的な教養の基盤になっていると思うのですが、私立大卒業生の3~4割がこうした経験無しに社会にでてきていることにやや驚きを感じます。

個人の能力と卒業大学に相関々係があると言う前提で大学の序列ができているとおもうのですが、大学入学時のスクリーニングを回避している人がこれだけ多いと私立大学に付いては大学名で序列するのが難しくなってくるのでしょうね。すると企業としては国立大学の卒業生の方が安心して採用できるようになるような気がします。

 

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