こんばんは。
ベネッセ鉄緑会東大模試、鉄緑会通塾生なら知ってるでしょうが、それ以外では余り知られていないかもしれません。
今日はこのテストについて書こうと思います。
このテスト、知る人ぞ知る東大を目指す中高一貫校に通う中学3年生だけが受ける模試で、毎年3000人くらいが受験しています。
何しろ中3の1月に行われるのですから高校受験を控えた中3生は基本的に受験しません。ですから中高一貫生だけが対象になるわけです。
この模試、中学3年時点で3年後の東大合格確率を算出するテストで、非常に大胆な予測を行うテストだと思います。
なぜなら東大の受験科目は5教科6科目なのに英数国3科目のみの成績で3年も先の状況を予測してしまうんです。
きっと鉄緑会に通う生徒の中3時点のデータとその後の東大合格実績についての膨大かつ正確なデータがあるからこそなしえることなのでしょう。
鉄緑会の生徒は、自身の立ち位置を知ると同時に鉄緑会にデータ提供をすることとなるこのテストを無料で基本受験することとなります。
一部の難関校の生徒も受験することとなっているようです。ですから通常の模試と比べて非常にレベルの高い生徒ばかりが受ける特殊な模試と言えるでしょう。
このテスト、受験結果はABCDの4段階で評価されます。A段階は、中3時点でこの成績を確保していた人は東大に「トップクラスで」合格しているという評価で結構太鼓判的な評価だと思います。
4段階中2番目のB、つまり真ん中より上という評価でも「この成績の生徒の多くが東大に合格しています」という、信じられない評価で、受験者のレベルの高さを物語っています。
ちなみにD段階でも「高校3年間の頑張り次第です」と普通の評価をしてもらえます。
テストは東大の2次試験を想定した記述問題ばかりで構成されていて従ってとても丁寧に採点してもらえます。
とても特殊な模試と思いますがこんな模試は他になく、受験者層を含めて他にないとてもユニークな模試です。東大を目指す中高一貫の中3生は絶対受けるべきと思います。
このテスト、余り情報もないのでいろいろ質問が、ある人もいるかもしれません。何か質問がありましたら是非質問してもらえればと思います。可能な範囲でお答えしますので。
