こんにちは。
最近、少し時間ができたので本をいくつか読んでいますので、記憶に残った本について記してゆきたいと思います。
この本、公正取引委員会を舞台にした小説なのですが、「公正取引委員会」って名前は聞いたことがあるんですが、あまりよく知らなくてなかなか勉強にもなる本でした。
主人公の白熊さんが仕事をしながら「公正」ってなんだろうと悩み、いろんな経験をしながら成長していく姿が私と等身大でとても共感できます。
社会の安定のため既得権を守るのも大事ですがそのために新規参入を排除したらそれはそれでフェアじゃないし、既得権を全否定したらそれはそれで大混乱になるし、「社会」の総意を確認しながらバランスを取っていくって難しいな、と感じる一冊でした。
続編もあるのでぜひ読みたいと思ってます。