こんにちは。
私たちを含めて、最近は少子化がすすむとともに、晩婚化などに伴い出産時年齢が上がっていますから、中学受験を終えてしばらくするとアラフィフになり、そろそろ定年も視野に入ってくるという人は多いと思います。
そうすると気になるのが老後の生活資金です。
中学受験が終わると学校により中高の学費は概ね予測がつきますが、早慶などの付属を除き大学の費用がわからずまだぼやっとしていて、老後資金の検討を先送りしている人も多いと思います。もっとも一番費用がかかるのが私大理系で約160万円/年なので、この前提で予測すれば私大医学部に行かない限り間違いはないわけではありますが。
そうしたなか、この本は定年後の働き方、生活のしかたに示唆を与えてくれるのでおすすめです。
要は定年後は教育費もかからないようになってもちろん生活スタイルによるものの出費も相当少なくなるので、年金支給があることも考慮すると月10万円位稼げれば十分やって行けるということです。
また、よほどのことの無い限り現役の時のような高額の報酬がもらえる仕事にありつけないことも知らされます。
仕事に対するプレッシャーがない分報酬も低いと言いましょうか。もちろん企業のトップマネジメントや専門職でバリバリ働く選択肢も有りますが気力体力はもちろんそんなたくさん稼がなくてもやって行けることを考えるとそこそこの仕事をそこそこの報酬でやっていく、というのが現実的なようです。
定年後の暮らしって誰も教えてくれないし、聞くことも難しいので、気になる方はぜひ一読をおすすめします。