こんばんは。
先日読んだ平野啓一郎さんの本が面白かったので、別の著作も読んでみようと思って手にとってみました。
ネタばれになってしまうので詳細はコメントしませんがとても面白かったです。
いまの自分の境遇は自身の努力の結果であり自己責任という考え方に対し、最近、実力も運のうち、という考えも支持されるようになっています。
親ガチャなんて言葉もありますが、たまたま非常に不遇な境遇、出自をもち、ここから抜け出したい、という思いを持った人たちの話です。
改めて自身の振る舞いや行為が自身の身でなく自身の周囲の愛する人たちに影響するのだから、襟を正して生きなければ、と感じました。
それから、話の中ででてくる「人生三勝四敗主義」、過度な幸運を期待せず中庸でよしとするなかなか良い考え方だな~と思ったので付記しておきます。