こんにちは。
競争の番人、私の好きな小説家、新川帆立先生の著作で、「内定の王子」はシリーズ2作目の作品です。
公正取引委員会というあまり権限もなくマイナーは官庁で頑張る公務員!を書いているのですが、前日の電力会社のカルテルを認定したのも確か公正取引委員会でしたよね?
マイナーなのかな?
電力会社のカルテルでは当事者の電力外出先は1000億円規模の罰金を支払うことになっていますが、どうも最初に自白して捜査に協力した関西電力は罰金が課されないらしいです。
これってなんだかな~、という気がしないでもないです。電力会社、エネルギー高騰で業績はとても厳しいですが、泣きっ面に蜂のこの罰金、なかなかつらいところだと思います。
さて、新川先生のこの本ですが、今回は地方の着物業界をテーマに書いていますが、着物の流通構造や市場規模などもさりげなく触れられていてなかなか面白いです。