こんにちは。
10月29日の日本経済新聞夕刊の記事です。
「第二次世界の末期、日本は起死回生の秘策として原子力爆弾を開発しようと試みた。成績優秀な子供を金沢市に集め、数学などの特訓を施した。」
こんな話、初めて聞きました。
その一人が当時筑波大学附属中に通っていた藤井さんだったそうです。彼らがまだ微分積分を習っていたときに広島長崎に原爆を落とされて戦争は終わった、そうです。
この記事思ったことが二つあります。
一つはこれはいま盛り上がりつつあるギフテッド教育の一つにあたるということ。藤井さん意外のメンバーはわかりませんが、こうした教育で才能を開花させた人々が戦後の日本の高度成長を牽引したのかもしれません。
二つ目は、誤解を招かずに言うのは難しいのですが、日本が被爆国であることは悲劇ですあることは言うまでもないものの、必ずしも加害国であるアメリカを責めることはできないかもしれないこと。月並みですがやはり「戦争だけは絶対にいけない」ということを言い続けることが大事なのだなと思いました。