こんばんは。2月4日になり、今年も首都圏中学受験シーズンは終盤になってきました。
早いもので、もう大手進学塾は2月1日試験校の合格者をホームページ上に掲載しています。
中国受験関係者なら、もちろんひとりひとりの生徒さんの結果が一番大事なのは言うまでもないですが、結果としての数字も気になるもの。ここでは現状の数字の比較をしてみたいと思います。
首都圏中学受験大手塾のサピックスと早稲アカの現在の合格者は以下のとおりです(サピックス、早稲アカの順)
開成 236 132
麻布 167 101
武蔵 52 71
駒東 167 57
桜蔭 188 69
JG 129 94
雙葉 45 58
合計 984 582
といったところで、相変わらすサピックス優勢の状況は変わりませんが、早稲アカも数年前に比べればかなり検討しているように見えます。早稲アカと言えばNNですが、上位クラスの合格率はかなり高いのではないでしょうか?
また、驚きなのが、灘中の合格者、サピックスの33名に対し、早稲アカからは52名も合格しています。早稲アカといえば以前はサピックスの優秀層を特待生の名のもとに自校の生とにしたうえ、早稲アカ費用負担のうえ、無料の灘中受験ツア~で数字を稼ぐ、といったイメージがありましたが、サピックスの合格者を上回っているとは、もちろんそうした水増しもあるかも知れませんが、自校独自の最優秀層の生徒基盤も確立するようになったに違いありません。
いよいよ明日は筑波大学附属駒場の発表もあります。まだまだ数字は動きますが、現状はこんなところかと思います。