こんにちは。
先日の新聞記事でびっくりした記事がありました。なんと、サウジアラビアの皇太子、インドネシア、韓国、タイ訪問後に19日から訪日の予定だったのですが、2日前の連絡で訪日がドタキャンとなってしまったというのです。
サウジアラビア岸田首相との会談などもセッティングされていたのに普通ならあり得ないことで、その皇太子、20日にはワールドカップ開幕戦の会場にいたといったのですから驚きです。
新聞記事によればこのムハンマド皇太子に進言できる人はいなく、皇太子自ら訪日の必要なしと判断したとのこと。
サッカー好きなのかもしれませんが、そういう問題にされても困ります。いくらサウジアラビアサッカーチームが頑張っていたとしても。
この皇太子、数年前の記者殺害ジケンで国際的に孤立していたものの、ロシアウクライナ進行により生じた世界エネルギー危機で石油需要が高まるなか、再び国際社会の中心に返り咲き、現在は「好きなときな好きな人物と会うことができる」立場にあるとのこと。
7月にはバイデン大統領もサウジアラビアを訪れる皇太子とエネルギー問題で会談したりもしているそうです。
まさに一寸先は闇、風が吹けば桶屋が儲かる的状況ですが、今の状況、エネルギー供給側が強いわけで、エネルギーを輸入にたよる日本はつらいところですね。
ウクライナ侵攻が終わったところで、各国がすぐにロシア産エネルギーを再び使うこともないでしょうから当面この状況は続くような気がします。
