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サピックスマジック

 

 

こんにちは。

現小学6年生の中学受験も終了し、中学受験業界は2月から次の年度に入っていきます。

この時期、塾の広告や宣伝も圧倒的に多くなり、席が埋まってしまうことを恐れて早め早めの申込を考える人も多いと思います。

実際、サピックスの合格実績を見ると、サピックスに入りさえすれば難関中学へのパスポートを手にしたような気になってしまいます。

今年も211日時点の発表では、最終在籍者数約6700名に対し、2月1日受験校である麻布中197名、開成中261名、駒場東邦中170名、武蔵中61名、桜蔭中197名、女子学院中147名、雙葉中51名とこれら合計すると1084名もの子がこうした難関中学に合格しています。

この数字はこれから繰り上げ合格も加算されるのでもっともっとふえることは間違いありません。

もちろんこの数字自体に間違いはないのでしょうが、分母の6700人はいわゆる普通の小学生ではなくサピックスのカリキュラムを最後までやりきった子供たちであることを認識しなければ誤解してしまうでしょう。

サピックス、今は早い子供は1年生から入塾しているようですが、サピックスのカリキュラムについていけず途中で受験を断念してしまう子やもっと緩やかな塾に転塾する子供はゴマンといます。いわばふるいにかけられて最後までしがみつくことができた子6700人なんです。

サピックスもこうした述べ人数もあわせて公表してくれるともっとリアルな実態がわかるのですが、公表したところでサピックスにメリルリンチはなく社外秘になっているのでしょうね。

この数が2000人なのか5000人なのかわかりませんが、いずれにしてもそうした想定をして、それだけ厳しい塾なんだという認識を持って検討したほうが良いと思います。

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