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さぴあ3月号はどうなる?

こんばんは。
さぴあはサピックスの内部生向けの月刊誌ですが、毎年3月号はサピックスに子供が通っている親御さんが必ず楽しみにしている特集号です。
この号には毎年、合格発表会場で試験に合格した、サピックス生の写真と簡単なインタビュー記事の特集号となっているからです。
2020年には男子校では筑駒、開成、麻布、駒東、早稲田、聖光、栄光、女子校では桜蔭、女子学院、豊島岡、フェリスといった伝統校を中心に掲載されていました。
サピックスでは、氏名入りの順位表や合格校の発表は一切なく、この号と合格体験記だけが実名入りの資料となります。さぴあではありませんがこのプレジデント特集号に似ています。

特にこのさぴあは合格会場で発表を見たばかりの受験生が笑顔満載で載っているので大変気持ち良く、また、入学後の生徒の顔と名前を一致させる貴重な資料として重宝しています。本当はこの顔の反対側には合格者を上回る残念だった人たちがそそくさと介助をアトにしているのですけどね。
実際受験が終わると膨大な量のプリント類を廃棄することになりますが、皆さん毎年のこの号だけはしっかり保存しておかれるようです。
我が家にも数年分がとってあって学校の同級生や先輩後輩をこの写真で確認することもあります。

ところが、一連のコロナの影響でこの号の構成にも来年は影響力がでてきそうです。どうも開成や桜蔭をはじめとする多くの学校掲示による発表を取り止めインターネットのみに変更する方向のようだからです。そういえば確か東大も同じように変更していました。
掲示による発表がないと合格した生徒さんは学校にやってきませんから写真は取れません。一体どうするのでしょうか?
代替としては例えば一斉招集日ならとれますが、やはり合格点直後の喜びの顔とはみなさんちょっと違った落ち着いた顔になりそうですね。

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