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毒母ですが、なにか

こんばんは。
小学受験、中学受験に取り組んでいる家庭の人ならぜひ読むと良い本だと思います。

毒母ですが、なにか (新潮文庫)

毒母ですが、なにか (新潮文庫)

極端な事例なのでそのまま当てはまることはないのでしょうが、私の場合、多かれ少なかれこういう傾向はみんな持っているな~と思って読みすすめてしまいました。

あまり多くを語るとネタバレになるので控えますが舞台は今の中高生の親御さんが小学校、中学校受験
をしていた時代を描写していて私の世代とかぶるのですが、当時のことを思い出しながら、うちはこんなじゃなかったなと思って読みました。実名で記されている当時の名門校と今の名門校と一部ギャップもあります。東京女学館とか女子校の盛衰が激しいのは知られている通りです。

改めて考えてみると当時と今の一番の違いって情報量だと思います。当時はインターネットやSNS などありませんから受験についての情報ってパンフレットや書籍、塾の先生からのアドバイス、受験が盛んな地域ならママ友しかなく普通の中流家庭の人たちが得られる情報は今と比べると極めて限定的だったと思います。今から考えると多くの人たちは暗中模索だったのだろうなあ。逆にネットワークを持つ人たちは有利に展開できていたのだろうと思います。

今は塾や学校のホームページで簡単に比較もできますし、インターネットで同世代や先輩たちの先行事例もいくらでもみることができます。もちろんインターネットの情報は玉石混淆なのでしょうがいろいろ視ていれば何が正しいのかなんとなくわかって来ます。

この小説の事例を含めて子供の幸せを望まない親はいないとおもいますので、適切な情報を得て空回りしないで正しい方向にすすめるのが大切なのでしょうね。

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