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鉄緑会と平岡塾(その3)

こんにちは。
今日はなぜ中学受験終了からエスカレーター式に鉄緑会や平岡塾に行くことをおすすめしないか書きます。

あくまで個人的な意見ということ、了解ください。

まず、いずれの塾も目的、鉄緑会で言えば東大に余裕を持ってトップクラスで合格することに照らして素晴らしい塾であることはいうまでもないことを言っておきます。
そのためのカリキュラムも良く練られていて東大に合格するにはまずは英語と数学で先攻することが大切との考えのもと中学3年間で高校までの内容を履修していきます。

ただこのためのカリキュラムは半端なく、また通っている生徒さんのレベルも半端ないので油断すると容易に落ち込んでいき、最悪の場合退会ということになりかねないです。そうすると普通はわざわざまた入学金払ってまた鉄緑会に行くことはないですよね。
鉄緑会の生徒数は中学の間は大体1学年800人くらいと思いますがSAPIXのアルファが母集団、いわゆるアルゼロと言われる子達がレギュラーにいると思えばよいでしょう。
学校の授業や部活、課外活動の状況もわからないままリスクを取って入学前から塾に行くメリットが本当にあるかよく考えるのがよいと思います。
もちろん学校との関係を最小限に抑え、これからの6年間を東大合格のために捧げる❗という考えなら迷うことなしですが、中学受験が終わった瞬間からこんなこと考えている人いないですよね。
考えられるエスカレーター式に入塾するメリットは指定校なら入学試験免除ということかも知れないですが、鉄緑会の授業についていける子なら試験を受けても入れるのだと思います。
鉄緑会に入ること自体が目的なのか、鉄緑会を使ってよい大学受験をするのが目的なのか、という話ですよね。
高三までお世話になるというスタンスでいこうとすればするほど、学校生活に慣れてからで良いのだと思ってしまいます。
指定校に合格してどおしても試験パスの権利を確保したいなら英語と数学両方行かずまずはいずれかにしておくのが良いと思います。それなら週1ですみますし鉄緑会は科目の追加は試験なしで行うことができますので。

鉄緑会や平岡塾の東大合格者が、実際にいつから鉄緑会に入塾したのかデータを出してくれれば話が早いのですけどね。
あっ、それではだめですね。中学受験終了まもなく入った生徒さんのうち何割くらいの子が高三まで続けられたかデータが必要ですね。恐らく残って頑張り続けた子は大学受験もうまく行ったのでしょう。

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