こんにちは。
先日、開成学園のHPに2022年卒業生の進路状況が公表されました。ほとんどの学校の公表数値は大学合格者数なのですが同校の開示は合格者数に加え進学者数もかいじされるので、保護者や受験生にはとても参考になるものとなっています。
どうしても合格者数ですと優秀な受験生１人が多くの学校に合格した場合にダブルカウントされてしまいますので他校や多くの塾も開成学園の開示を見習って欲しいのですが、同様の開示を行っているのは筑波大学附属駒場と武蔵くらいです。
一度開示の方法を変えると後戻りできないので躊躇する気持ちはわかるのですが、多くの学校や塾は受験生の求める情報を開示してこそ支持されるものと考えてほしいです。
さてこの開示内容ですが、やはりとても素晴らしい結果を皆さん出していることがわかる内容になっていて現役進学者ベースで東大137名、東京医科歯科大学医学部11名、千葉大学医学部10名となっています。なんと医科歯科大学は2名が辞退もしています。これらを合わせると160名に達し卒業生400名の40％に達します。
筑波大学附属駒場も同様のベースで見ると東大66名、医科歯科大5名、千葉大学医学部1名と72名に達し卒業生160名の45％に達します。
参考まで灘も見てみたところこちらは合格者数しか公表していなかったのですが、現役ベースで東大62名、京大36名、医科歯科大2名となり、これら合計は100名、卒業生221名に占める割合は45％となりました。
率で見ると3校とも40～45％と近い数字になりましたがやはりこの3校が学力でみた時に日本のトップ3校と言うことになるのでしょうね。
