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教育岩盤

こんにちは。

久しぶりの投稿となります。

日経新聞で現在、「教育岩盤」という記事のシリーズ企画部が掲載されています。教育に携わるいろんな立場の人、高校、大学、予備校、専門家などがいろんな角度からコメントしているので非常に興味深い内容です。

 

最近印象に残ったのは駿台予備学校の「難関大以外偏差値終わり」という内容。中学入試でも午後受験など母集団を広げておいて1回辺りの募集人数を絞り混むことで見かけの偏差値を上げることが行われていますが大学でも入学者数確保のため大半の生徒を総合型で確保しつつ一般入試は数を絞って偏差値を上げる行為が行われているようです。

多くの学校がこれをやるともう偏差値という指標の意味がなくなってしまいます。

偏差値以外の指標、実際に自分が学びたいことが学べる大学を学生自ら主体的に選んでいく、という意味では良いことなのかもしれないですが、大学入学時の偏差値をある程度の優秀な学生のバロメーターとしていた企業の立場からすると、ちょっと難しい時代になってきたかもしれないです。

インターンとかじっくりその学生の本質を見ていくのが良いのでしょうが、誰もが入社したい超一流企業ならともかく2番手以降の企業は限られた予算と内定辞退、確保したい内定者数を考えるとなかなか難しいですね。

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