頻繁に耳にするこの言葉、ネットで調べると英国の詩人バイロンという人の言葉とのことです。
Truth is stranger than fiction.
全くそのとおりだと思います。
今のこのコロナ禍、実際に起きていることに今でこそなれてしまったけど去年の正月には間近にこんな危機が迫っているなんて誰も思ってませんでした。
10年前の2011年の東日本大震災もそう。前日まであんな大きな地震と津波に襲われ多くの人が亡くなり、また絶対安全と思っていた原子力発電所であんな惨事が起きることも誰も思ってませんでした。
そこから更に10年前、ニューヨークの世界貿易センタービル、あんな高層ビルにジェット機が衝突しました。日本では夜のニュースでビルから煙が上るところを映しながら報道されてましたが突然ビルが崩壊しました。あんなことが起きることも誰も思ってませんでした。
私たちのすむ世界は本当に予想通りには行かない、まさに一寸先は闇のなかを模索していると思わざるを得ません。
でもこういうことって誰か頭の好い人がシナリオとして考えていて警鐘をならしていたんだと思います。今頃知ったことですが中性のヨーロッパを襲ったペストはコロナよりもっと深刻だったことも知られるようになりました。
結局「バカの壁」なんでしょうね。警鐘を鳴らす人たちのいうことをリアルに感じ、なんとかしなくては、とみんなが思えば世界は動くんでしょうが、今の世界の延長線上でしか考えられない我々はなかなかそうした警鐘に耳を貸すことはきないのでしょうね。